どのような補強方法がありますか?

耐震補強には目標があります

耐震補強と一口に言っても、一体どの程度まで地震に強ければいいのでしょうか。
倒壊を防止し人命の安全が確保できる程度とするのか、あるいは継続的に使用できるように建物の損傷を最小限に抑える程度まで補強するのか、お客様の要望はそれぞれ異なります。
耐震補強を行う際には、現行法令の耐震基準だけではなく、お客様の要望を満たす耐震性能曲線を合格目標として設定します。

上のグラフからわかるように、目標を上回るためには、「硬くする」方法と「ねばり強くする」方法があります。
既存の建物の特徴をふまえた上で、硬くする部分・ねばり強くする部分を検討しながら、経済的でかつ使い勝手をできるだけ損なわない方法を採用します。

硬くする(耐力を上げる)には

ねばり強くする(靭性じんせいを上げる)には

地震力を遮断する免震補強

耐震性を向上させる方法として、地震に耐えるのではなく、地震の力を免れる方法もあります。地震力を遮断する免震補強です。
免震装置による地震力低減効果により、建物に耐震補強をほとんどすることなく、高いレベルの耐震性能を確保できます。

積層ゴム

鋼棒ダンパー

揺れを制御

制振部材を配置して「揺れを制御する」方法もあります。

オイルダンパー

耐震補強の種類